2012年2月27日月曜日

ETFと普通の投資信託の違いって?

ETFの言葉自体を最近耳にする事が多くなってきました。

ETFとは、日経平均株価などの特定の指数に連動する事を目的とした上場投資信託の事です。
投資信託もそういった指数に連動する事を目標にしている物があるので
言葉だけを聞いた限りでは、ETFと投資信託の違いがよくわからない方が多いと思います。

ETFは上場しているので、個別株の売買と同じように取引が出来るのが大きな違いです。
では具体的にどこがどう違うのか?
それを分かり易く日経新聞電子版の「ETF、広く手堅く分散 商品充実、株感覚で売買」で紹介されていました。

簡単に説明をするとETFは株式市場が動いている時ならば、成り行きでも指値でも取引が可能だし、市場価格で取引が出来る事が、投資信託とは違う点。
それから信託報酬が投資信託に比べれば割安に設定されている点。

デメリットとしては、積み立てで買ったりする事は出来ないのと
売買するのに手数料が発生する事。(投資信託のノーロードに比べて)
小額でETFの取引を繰り返していると、手数料を多く払う事になっちゃいます。

個別株だとリスクが大きすぎるな〜
もっと効率よく分散投資したいな〜

という方にはETFは向いているんじゃないでしょうか。

私自信はETFに投資する用の資金を投資信託で積み立て投資しており、
有る程度まとまったら同じ性質の(同じ指数に連動する)ETFに
運用をリレーしようと考えています。

どうせ長期保有しようと思っているんだから
信託報酬が少しでも安い方が良いかな?
と思っているので。

2012年2月20日月曜日

上向き調子でも不安な小心者

去年は自分が投資をしていた投資信託は
基準価格が下落して最大時でー10%程度になっていましたが、
ここ最近のアメリカNYダウが少し回復して来てる事も有り
日経平均株価も上昇。

それによって日経平均のインデックスファンドも
基準価格が上がって来て、久しぶりにプラスになっています。

私はバンガードMSCIエマージングマーケットETFも地味に投資していますが、
ここ数ヶ月は上昇しており、
国内の新興国向け投資信託も軒並み基準価格が上がって来ています。

プラスになる事は嬉しい事なのですが、
ここ一年位ずっとマイナスっていうのが当たり前になっていたので
なんだか逆に不安になります。

こういう心理状況で「買う」「買わない」「売る」っていう判断を下せなくなる事を回避するために、
定期的に同じ金額を同じ株にかける
ていうのは必要なことだと感じます。

2012年2月17日金曜日

『気になるETF』MAXISトピックスリスクコントロール(5%)

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)ETF(1567)が2/23に新規上場すると、
自分が今運用しているSBI証券のおしらせで見ました。


TOPIXリスクコントロール指数(ボラティリティ5%)はリスクを抑えて投資したい方向けの指数で、リスクコントロール指数への連動を目指して運用する
とあります。

私ははじめて「リスクコントロール指数」というネーミングを目にいたので、この指数についてどんなものなのか調べてみました。

(以下東証ホームページからの引用)
リスクコントロール指標とは、ある特定の指標(以下「原指標」)に連動する投資ポートフォリオに関し、一定の基準に従い、そのポートフォリオにおける現金の保有比率を適宜調節することで、収益のブレを低く抑える投資戦略の収益を表す指数です。
一般にエンハンスト型指標(一定の投資成果を実現するための投資戦略を表現した指数)の一種とされています。
(引用終了 東証ホームページの全文はこちら☆

今回の「ある特定の指数」というのは、TOPIX(東証株価指数)に対してって事になりますが、具体的にどうリスクをコントロールするかというと、
ポートフォリオに現金部分が加わり、株価が低迷しているときは現金の保有を増やしたり減らしたりして、ポートフォリオが100%株式で構成されていた時に比べリスクを抑える狙いがあるようです。
(商品の詳細いはこちら☆


『ファンドの情報』
決算日:年2回(1月16日および7月16日)
信託報酬:年 0.252%(税込)以内
管理会社:三菱UFJ投信株式会社
信託受託者:三菱UFJ信託銀行株式会社

ファンドの性質から考えれば、積極的な短期間運用というよりも
長期保有者向けのETFって感じですね。

また、TOPIXリスクコントロール指数(ボラティリティ5%)の中の「ボラティリティ」っていう言葉がわからなかったので調べて見たところ、ボラティリティ=価格変動率をさしていて、「TOPIXについての価格変動率」を5%で見ているってことみたいです。

上場はこれからなので、経過監査していきたいと思います。

2012年2月16日木曜日

信託報酬の差でうまれる複利の差とは

投資を中長期で運用することを目的としている個人投資信託にとっては、
運用面にかかるコストは重要な要素の一つです。
具体的にそのコストがどう影響するかにつて
モーニングスターのサイトでわかりやすい事例がありましたので
引用させて頂きます。


モーニングスターサイト引用
「0.1%のコスト差は20年複利では約5%の差異に」
仮に元金1,000万円を年間5%複利で20年間運用すると想定した場合、信託報酬が0.1%高い方が20年後の受取額は約48万円減少する。信託報酬の低いファンドが、運用成績等においても優れているとは一概には言えないものの、近年設定数が増加傾向にある特定地域に投資を行うファンドや、カテゴリー内で相対的に信託報酬が高いファンドに投資するにあたっては、事前によく比較、検討する必要がある。
引用終了(内容全文 モーニングスターサイト☆


投資信託を買う時のコストは、
買い付け単位や買い付け手数料の項目を見ればすぐにわかりますが、
信託報酬というその投資自体を運用する際に必要なコストは
自分が掛けている信託財産から日々除外されて行くので
投資をしている側には実感しにくいコストです。

上記モーニングスターのサイトによれば
信託報酬のコストが0,1%違うことで20年複利で約5%の差が発生するとしています。
数字で現れると、わかり易くなりますね。

短期間での運用では、対した影響ではありませんが、
長期保有して運用するスタイルをとっている人にとっては
選ぶ上での選定基準の一つと言えます。

ただ、いくらコストが安くてもパフォーマンスが悪いファンドでは
意味がありませんから、

信託報酬が安いからよいファンドだ

と、単純に考えるのはどうかと思いますが、
同列つに並ぶ同じような投資信託選びに迷った時の
一つの参考にはなると思います。

2012年2月15日水曜日

外貨MMFとは

「外貨MMF」とは、外貨マネー・マーケット・ファンドを略したものです。
「円建てMMF」はマネー・マネジメント・ファンドを略したもので、
同じMMFですが呼び方が違うんです。

どちらも文字通り、ファンド(投資信託)の一種です。
最初、円建てと外貨のMMF違いがよくわかっていませんでしたが
運用の基本的な特徴は同じで、そこに為替リスクが存在するかどうか
というのが大きな違いです。


外貨MMFの特徴

・格付けの高い債券やコマーシャル・ペーパーなど短期金融商品を中心に運用
・ファンドの元本は保証されていない
・定期預金のような満期がない
・解約が容易
・運用成果に応じて分配金を受け取れる
(利回りは事前に約束されているわけではありません。)
※外貨MMFの直近の利回りは、楽天証券SBI証券などの証券会社ホームページ上に掲載されています。

・元本が保証されていない
・為替リスクが有る
(例えば米国MMFを購入する場合、円をドルに変えて運用するため)


単純に運用利回りの数字だけを見ると、
円建てMMFよりも外貨MMFの方が良さそうに見えますが、
為替リスクや円を他の通貨に変える際の手数料(スプレット)も
かかるということは十分に承知の上で、運用を行うことが必要です。


私は外貨MMFを利用してますが、外国株を購入するための一時的なプールの場
として活用しています。

2012年2月10日金曜日

証券会社を名乗る勧誘に注意

証券会社や証券会社所属の金融商品仲介業者を名乗る者から勧誘され
騙されてしまう事件が最近多発しているようです。

以前は電話で単独のオレオレ詐欺
が話題になっていましたが、
最近は複数人で囲い込みの詐欺が増えており
巧妙かつ複雑化しています。

最近では情報をネットで簡単に調べることが出来ますが
それを逆手に取り、架空の会社のホームページが作られていたりして
疑って調べた人に安心感を与えるように仕向けられていたり。

特に中高年が騙されてしまう事が多いので
少しでも怪しいと思ったら
身近な人に相談したりして
冷静に判断する事が大切です。

私の母親も、自宅に「金を売りませんか?」
って電話がかかってきたりするようで
自宅で査定するから伺う
とか言ってくるらしいのですが
金を売るならきちんとした査定業者は
たくさんありますし、
自宅に来て違うものを売りつけられた
ケースもあるので、気をつけたいものです。

2012年2月8日水曜日

モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2011発表

モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2011が発表されました。

評価対象となっているファンドの条件は
・国内追加型株式投信
・限定追加型、マネープール、ETFは除外
・2011年12月末現在で、運用期間1年以上経過
・2011年12月末現在で、純資産残高10億円以上

国内株式、国際株式、国内債券、国際債券(ヘッジ有り無し)、高利回り債券、バランス型、オルタナティブ
の全8部門で、モーニングスター独自の分析方法と評価により
決定されたものです。

あくまでも、選ばれた投資信託も
既に過去の物という事を忘れずに

ふりかえればこうだったのね〜

程度に見るのが宜しいかと。

2012年2月6日月曜日

海外投資信託専門チャンネル WorldInvestors.TV

分散投資を考えている方なら、
海外の投資信託にも投資しようと考えたりしていることと思いますが
海外投資信託の情報ってどこから入手すれば良いんだろう?
と思ったりしませんか?


私は情報源の一つとして、
海外投資信託専門チャンネルのWorldInvestors.TVを利用しています。

TVなのでビデオ形式で
いろんな方の海外投資信託について
LIVEだったりオンデマンドで発信される
情報を見ることができます。

パソコンならflashが入っていれば簡単に見ることができ、
iPadの場合でも、専用の動画配信がされているため、
見ることができます。

無料で見られるコンテンツから
有料で講座形式のものまで多用で、
配信されている内容も非常に充実しています。

2012年2月5日日曜日

どの投資を買ったら良いか分からない時は

先日の朝日新聞で「三菱東京UFJ銀行が、日本の国際が暴落した際のシナリオを想定した対策を作成」
というニュースも公になり、お金にまつわる話にうとい人でも、否応なしにまわりから聞いたり、ニュースでも流れていたり耳にすることが多くなってきました。

このような事を聞くと、恐怖心をあおられ、さて、自分の資産をどうしたら良いものかと
ただただ右往左往してしまいます。

メディアもより刺激的な見出しをつくったり、闇雲に不安だけをあおるような記事を取り上げて売り上げあげたり、一般消費者はこういう時こそ良いカモにされる可能が高いなって感じちゃいます。

私の友人は、自分の資産を少しでも増やしたいと銀行の投資信託窓口で相談し、
「これは良い投資信託ですよ。」って言われて買ったら
半年で1/3以上も元本から目減りしてしまいました。
その後、「この損を取り戻せる良い投資信託が出たので、乗り換えましょう」
と言われ、さらに元本割れが進み、偉い目にあった!
と、話していました。


投資をしたことがない初心者は、銀行や信託会社の相談員は
知識が豊富で何でも知っていて、自分の資産を増やしてくれる人

と、勘違いしちゃいますが、これらの窓口は販売会社であり
運用している会社ではないということを、まずは認識するべきでしょう。
販売会社は、出来れば投資信託を売って、自分達は販売利益をとしたいわけです。
そうなると必然的に、販売店が得をする商品を
お客さんに進めるわけです。

相談することが悪いということではなく、投資をするからには
事前に最低限買ってはいけない商品の知識を持っていた方が良い
って事になります。

投資信託を買おうと思っている人にオススメな講座を3つ程
紹介します。
色々なセミナーに参加していますが、初心者に特にお勧めのものです。


夢をかなえるマネー術

わかりやすい事例をもとに、初心者にもわかりやすい投資についてを学べる講座。
女性参加者が多く、グループでの作業もあったりでとても楽しいです。

マネーの缶詰め スタンダードコース
愛あるFPのカン・チュンドさんが行っている投資の超初心者向け講座。
兎に角カンさんのお話は面白く、噛み砕いて話していただけて
質問にも忠実に答えていただけます。
行って損はしない講座です!

マネーの缶詰め ファンド特化コース
こちらもカン・チュンドさんのセミナーで、ファンドを選ぶ目を養う特化コース。
実際にどんな投資信託を選んだら良いか、
選ぶ際のポイントや絶対に選んじゃいけないファンドなどを勉強できる
数少ない講座の一つです。


証券会社でも初心者向けにセミナーを開いていますが、
まずはFPの方などがやっている公正性の高いセミナーに参加して見て
その上で証券会社で定期的に行っている特定のセミナーに
参加するのも良いと思います。

変な投資信託を掴ませられないためにも、
自分である程度自己防衛が必要ですね。

2012年2月1日水曜日

ウォール街のランダムウォーカーを読む

ずっと読もう、読もうと思っていた
個人投資家のバイブル的な本
ウォール街のランダムウォーカー
を、ついに先日アマゾンで購入しました。

まだ読み途中なのですが、
「市場は予測ができない」という事を解説し
最終的にはインデックスファンドへの投資を時間を分散して投資することが
最も有効な投資方法だということを理論的に述べられている著書。

毎月インデックスファンドをコツコツ積み立てている人たちにとっの
お手本となるべき本
ウォール街のランダムウォーカー
は個人投資家のみならず
投資を行っている多くの人に読まれている本です。

投資を始めたばかりの人には
ちょっとわかりにくい専門用語などもところどころ出てきますが
そういったところを飛ばして読んでも
分散投資とインデックスファンドを行う意義
は、理解できる内容となっています。

投資関係の本は
図書館とかで借りて読んでも、さらっと頭の中に入ってくる物でもなく、
横文字も多く出てくるので理解するのに時間がかかるので
最初は借りたりしていたけれども、結局内藤忍さんの本や
カンチュンドさんの本も
一度読みましたが新たに買いなおしました。

2度読み、3度読みで、ようやく納得できる言葉や流れもあり
手元において何度も読むことで理解が深まると思います。